徒歩は大変
今年のムンバイだけでなく、デリーでもジャイプールでもそうでしたが、徒歩の移動は大変です。
道路はガタガタですし、歩道の段差は高く、なんだかわからない汚れやゴミが落ちていることが一般的。
樹の枝がせり出して通れないということもあります。そのため車道の端を歩くことが多くなります。
それでも二重三重に駐車されていることもありますし、信号はあっても、車も歩行者も無視し勝ちです。
夕方のムンバイはこんな感じでした。
リアルな落ち物ゲーム的な
現地の人に合わせて動くのが一番確実だと思います。
ですが基本は「走らない、迷わない、途中で止まらない」ではないかと思っています。
まずは安全な場所に立ち、車がやってくるかを確認します。
逆走する車、リキシャ、自転車があるので反対側もちょっとは気にする必要があります。
逆走する車、リキシャ、自転車があるので反対側もちょっとは気にする必要があります。
そしてタイミングを見計らってゆっくり動き出します。
車が向かってきていても、その後ろを目指して動き出すこともあります。
車が向かってきていても、その後ろを目指して動き出すこともあります。
そして道路の反対側とか中央分離帯とか、安全に立ってられる場所までゆっくり歩き続けます。
日本人だと走りたくなるところですが、よほどの緊急時以外、走ることはありません。
むしろ威圧するぐらいの気持ちで歩いている、そんな気がします。
車の運転はブレーキ、クラクション、それに運
ボリウッドツアーの帰りも大渋滞。
そんな中、ガイドが「インドで運転するには3つのGoodが必要なんだ」と笑って教えてくれました。
「Good Brake, Good Horn, Good Luck」(いいブレーキ、いいクラクション、それに幸運)
渋滞の中、ブレーキが利かなければそのまま事故につながります。
クラクションは「ここにいるぞ」というために鳴らしまくり。
スピードを出しているときは、さらにパッシングも加わります。
幸運はいわずもがなでしょう。
自分で運転しなくても街中で乗っている間はクラクションの騒音と
細かい加減速の繰り返しは避けられません。
細かい加減速の繰り返しは避けられません。
さらに速度を落とすためのバンプもあちこちにあります。
リキシャであってもタクシーであっても、急にガックンとくることがあります。
お気を付けを。
近郊電車は気合
ムンバイで電車に乗ろうという人は是非こちらを参考にしてください。
非常に安価で渋滞に影響されないというメリットはあります。
問題は渋滞に負けないくらいギュムギュムになり、乗るのも降りるのも気合が必要です。
ただこれも始発、終着であるチャーチゲートではそれほどではありませんでした。
上の動画に加えることがあるとすれば向かい合った座席は3.5人掛けということ。
0.5を不思議に思うかもしれませんが、半ケツで座るという意味です。
あとドアも窓も開きっぱなしでうるさいのですが、その中でも平気でおしゃべりする人がいます。
間に人がいようが、混み合う車内で離れ離れになろうが構わずしゃべるツワモノもいます。
そして切符を買うのは長い行列があります。
なお切符を買うとき発音が悪くても駅が分かってもらえるように駅の名前を表示させたり、
現在どこにいて、あとどれくらいかかりそうなのかチェックするのにGoogle Mapは便利でした。
現在どこにいて、あとどれくらいかかりそうなのかチェックするのにGoogle Mapは便利でした。
降りるぞという気合がみなぎるムンバイ市民のみなさん
メトロは快適
ムンバイでは1回しかのりませんでしたが、デリーでは何度も乗ったメトロもあります。
車内もきれいでドアも窓もついていて何しろ冷房付き。快適です。
その分、お値段はちょっと高くなって40ルピーだったかな。
それでもリキシャやタクシーに比べると、相当お安いです。
問題は路線が少ないこと。まだ1路線しかなく、まだ工事中のようです。
リキシャ、タクシーは...
ムンバイは南側はリキシャが入れないため、タクシーしかいません。
インド門で思いっきりボラれたので個人的には信用度低め。
というより観光地で客待ちしているタクシー、リキシャには気を付けたほうがよさそうです。
空港に行くときなどはホテルに呼んでもらうのが間違いがないと思います。
一日観光ならチャーターしたほうがいいかもしれません(やったことないけど)。
リキシャは乗る前に交渉しますし、メーターがついているといっても、
きちんと動かしていないことがあります。(チェックして問いただす必要があります)
乗る前に大体の相場感を持っていたほうがよさそうです。
私はUberの見積もりの1.5倍から2倍ならOKという感じで考えてました。
このあたりも時間とお金と気合の問題になりそうです。
なおお釣りが満額返ってくることは期待薄です。
なるべくピッタリな金額を準備しておいたほうがいいと思います。
ちなみにUberも使えますがインドのケータイを持っていないと、相手を見つけるのに苦労します。
道の反対側にいたりとか。そのため今回は利用しませんでした。