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ランビール・カプールへの期待

今年の夏、ちょっとショッキングなニュースがありました。

【インド】ディズニー、ヒンディー語の映画制作から撤退

ディズニーはUTVを買収し、UTVの名前でヒンディー語の映画を作ってきました。
あまり表だって「Disney」のマークをつけては来ませんでしたが、
Khoobsuratでは思いっきりDisneyって入れてたのにねぇ...。
他にも今度日本で公開されるPK、年末のDangalなんかもUTV。
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さりげなくアーミルとショートカットの女性をポスターを並べてみました。

UTV Studioの宣伝を見るとその一端が分かります。

他にも2 States、Barfi!、Dilwale、Kick、HaiderなんかもUTVが絡んでます。
プロデュースだったら配給だけだったり、いろんな絡み方があるんですが、
今後、どうなるのかはまだはっきりしていません。

その理由の1つがこれでしょう。
The Jungle Book のヒンディー語版トレーラー
Airliftも抜いて、今年前半の最大のヒットとなり183.9カロール。
吹き替えやプロモーションにインドでの人気俳優を積極的に参加させるなど、
以前よりもハリウッド作品がヒットしやすくなってきているようです。

だとしたら苦労してヒンディー語の映画を作るより、
アメリカで作って全世界に展開しているものを売り込んだほうが儲かると
考えるほうがビジネス的には合理性な判断でしょう。
ハリウッドがヒットするのが素晴らしいのか脅威なのかという記事も出ています。

さらにボリウッドとしてはヒンディー語以外の映画が強くなっているのも脅威でしょう。
自分もI、Baahubali、Sairatとインド映画でもヒンディー以外の
言語の映画に惹かれてきています。
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来年はRobot2.0、Baahubali: The Conclusionと大作の続編の公開も予定されています。

経済成長してハリウッド的な世界を身近に感じられるようになってきたのと同時に
地方都市では独自の映画産業が育てられるようになったってことなのかも?
さらにディーピカー・パドゥコーン、プリヤンカー・チョープラーと
トップ女優がハリウッドに進出しています。

こんな時だからこそカプール王家のプリンス
ランビール・カプールにはがんばってほしいところ。

そのランビール・カプール主演のAe Dil Hai Mushkilは10月28日に公開予定
ファワード・カーンが出演していているために
パキスタン人俳優の禁止の影響が心配されていますが、
今のところ大丈夫そう。

このところヒット作に恵まれていませんが、
出てくれば大ヒットを期待させるあたりがスターの証明といえるでしょう。
ここでガツンと一発当ててほしいところです。

自分が応援するとコケることが多いので、それが一番の心配です。

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