パドマーワトでディーピカーの美しさと対比されるのが
ランヴィール・シンが演じるアラーウッディーンの怪しさ、邪悪さ。
強欲で手段を選ばず、狂っているような一面もありますが、
人をひきつけ導くカリスマ性も持っています。
やり過ぎてコミカルになりそうなところのギリギリ手前で止めているようなダンスは
ランヴィールならでは。
Khalibali - Padmaavat (2018)
彼の暗黒面があってこそパドマーワティの美しさも光ります。
でもWikipediaの記事によれば
実際のアラーウッディーン・ハルジーはモンゴル人の侵入を撃退し、
南インドに攻め込んでと映画の印象がだいぶ違います。
しかしクトゥブ・ミナールのそばに残る未完成のアライ・ミナールの基部を考えると、
あれくらいの狂ったような感覚だったのかもと思ってしまいます。
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写真はWikipediaの記事から
あのクトゥブ・ミナールの倍の高さを目指したっていうんですから...。