公開された後のBaahubali 2の興行成績の伸びはすざまじいものでした。
初日が金曜日ですから土日にほとんど増えていません。
普通ならこれは良くない傾向。
しかしBaahubali 2の場合は劇場が満員で、
これ以上入れなかったというのが実態だったんだろうと思います。
すべての言語を合わせれば初日だけで大ヒットの目安
100カロールを大きく上回り、1週間も立たないうちに、
その時点でのトップだったDangalの記録をあっさり抜きさります。
前作では弱かった海外市場でも公開館が増えたことで一気に数字を伸ばし、
グローバルの合計でもBaahubali2がインド映画のトップになります。
トリウッドがボリウッドをトップから引きずり落としました。
ところがこれを再度ボリウッドに引き戻す男が現れます。
アーミル・カーンのDangalです。
Dangalのプロモーションのため4月に行われた北京国際映画祭に
出席するなど積極的に活動していたアーミル。
Baahubali2の全世界公開から遅れること1週間。
中国で公開されたDangalはまさに怒涛の勢いえ数字を積み重ねます。
中国だけで実に1300カロール以上。
毎日発表される興行成績でこんなに興奮したことありませんでした。
Baahubali 2の中国公開の予定もあったのですが、
その後、国境を巡ってインド-中国の関係が悪化し、
延期されたままになっています。
もちろんBaahubali 2の大ヒットを他の映画界が黙っているわけもありません。
ボリウッドからはアーミルが「Thugs Of Hindostan」を制作中。
Dharmaもプロダクションとしては最大の予算をかけて
ランビール・カプールとアーリヤー・バット主演で
「Brahmastra」3部作の制作に取り掛かっています。
そしてタミル語映画からはラジニカーント主演、シャンカール監督の
「ロボット」の続編、「2.0」が公開される予定。
ボリウッドからアクシャイ・クマールも出演。
まずはこれが楽しみです。