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改めてインド映画ってボリウッドだけじゃないんだって

最近、リアルタイム検索で

また とんでもねーインド映画を見かけちまった・・・。

というツイートで「あなたがいてこそ」のシーンをよく見かけます。
こんなまとめも作られてます。
でもインド映画というより
SS.ラージャマウリ(あなたがいてこそ、マッキー)と
シャンカール(ロボット、I)の作品のまとめじゃないかしらん。
そのSSラージャマウリ、今回カンヌに乗り込んで
パネルディスカッションに参加するとか。
もちろん引っ提げていくのは
Baahubali 
残念ながら自転車もハエも出てきません(と思ってます)

ところで昨日、エルザさんのこんなツイートがありました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 1

リツイートの画像はこんな感じ。
読みにくいかもしれませんがTheriと24の最初の週末3日間の興業成績の比較です。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
インド国内だけでもTheriは48と24は51カロールと
大きな数字を叩き出しています。

よく発表される数字はネット(net)でこの数字はグロス(gross)なので
単純には比較できませんが、ボリウッドで今年これに対抗できそうなのは
Airlift(44.3)、FAN(52.35)ぐらい。
年末のDilwale(65.09)、Bajirao Mastani(46.77)まで
引っ張りださないといけません。

Baahubaliがインド史上、もっとも製作費が掛かった作品でしたが、
シャンカール監督のRobot 2.0がそれを軽く上回ってきそうです。
元気なのはタミル、テルグという南だけではありません。

マラーティー映画も毎年興行記録を更新し
現在、Sairat が大ヒット上映中


これまでインドの中ではボリウッドが突出した存在だったんですが、
他の言語の映画も盛んになってきているようです。
経済が発展して各地方の経済力が上がってきていることも
背景にありそうです。

市場が大きいボリウッドではどうしても平均的な作品が多くなりがち。
それに飽き足らない人たちがよりローカル色の強い、濃い作品を
見るのかもしれません。
「探偵ナイトスクープ」や「水曜どうでしょう」を
日本中の人が見ているような感じかも?

昨日の記事のようにハリウッドも進出してきています。
でもインド全体としては映画産業はまだ成長期。
単純にボリウッドが落ちたと考えるより、
他の言語の映画が盛んになったので
相対的にボリウッドの存在感が下がってきていると考えたいです。

ランヴィール・シンがムンバイ・フィルム・フェスティバルへの
エントリ呼びかけの宣伝をやっています。
何をやっているのか分からなかったのですが、
8つの言語でエントリを呼びかけているんだそうです。
(聞き分けられないからちーとも分かりませんが)


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