ふと気になって国別の映画製作本数を調べてみました。
Feature filmsでテーマを選び
「Total number of national feature films produced」を選択
2015年の列で降順にソートして表示させてます
以下、日本が581、フランスが300、イギリスが298、韓国が269と続いています。
世界中で100本以上の映画が作られているのは18位のスイス(102本)まで。
Nollywoodとも称されるナイジェリアは2011年に997本でしたが、
その後の数字がないのでここでは省いてます。
これに対してインド映画の言語別の製作本数はどうかと思ったのですが、
見つかったのがアジア映画巡礼さんの記事
2013年の数字で、しかも上の数字とは若干異なるんですが
テルグ語が349本、タミル語が326本、ヒンディー語が263本、マラヤーラム語が201本、
カンナダ語が164本、ベンガル語が162本、マラーティー語が160本。
ボージプリー語が93本は惜しくも届きませんでしたが
インドだけでも7つの言語で100本以上の映画が作られています。
200本を越えている国なんてトップ10に限られます。
そう考えると、映画に関していえばインドとEUを比べたほうがいいのかもしれません。
GDPでみたらインドはドイツ一国にも及びませんが、フランス、イギリス、スペイン、ドイツと
テルグ、タミル、ヒンディー、マラヤーラムだったらと
製作本数ではいい勝負。
EUの人口が7.4億人、インドの人口は13億。言語や文字の多様性ということではヨーロッパ全土よりもバリエーションが豊富といえるんじゃないでしょうか?だからねぇ、踊らない社会派インド映画『裁き』が示す新たな潮流 なんてもうやめようよ。「裁き」はに「ムトゥ」にサタジット・レイ作品。全部ボリウッド=ヒンディーじゃないんだからさ。ポルトガルやスイスの映画を観てフランス映画が変わってきたとか言わないでしょ?ヨーロッパ映画って言い方も知らないし、もう作品別に語ってほしいなぁ。ちなみに「裁き」はたぶん自分には高尚過ぎて、ちーとも良さが分からなかったんでした。ところで日本の製作本数すごいんですね。言語別で調べたら日本語映画は英語、中国語の次いで3位ぐらいじゃないのかな?