先週の金曜日にも書いた通り、アメリカのアカデミーの新しい会員を招待。
でもからシャー・ルク・カーンが漏れていました。
それについてアカデミーから追加の発表があったとPinkvillaが伝えています。
それによれば
The statement issued by The Academy read,
"The basic requirement is that a candidate must have
demonstrated exceptional achievement in the field of theatrical motion pictures."
(The Academyは「基本的な要件は、候補者が劇場用映画の分野で
優れた業績を示していなければならない」。と声明を発表)
つまりシャー・ルクが映画で優れた業績を残していないのが理由とのこと。
Pinkvillaは馬鹿げていて、笑いがでるようだ(silly and hilarious)しています。
ボリウッドが好きな人間としては釈然とはしません。
ただ個人的には無理はないのかなとも思います。
アカデミーでの「優れた業績」な何を基準にしているのかは分かりませんが、
アメリカでの存在感ということはあるんでしょう。
イルファンはSlumdog Millionaire、
アミターブ・バッチャンはThe Great Gatsby、
プリヤンカーはBaywatch、ディーピカーはxXxと
ハリウッド作品が挙げられています。
また北米市場での数字を見ると
アーミルはDangalの1200万ドル、P.K.が1000万ドルで文句なし。
これに対してシャー・ルクのトップはChennai Expressの530万ドル。
ちょっと見劣りがします。
Devdasはアカデミーの外国語部門のインド代表だったのにね。
アイシュが入ってもシャールクが入らなかったのは、
カンヌあたりでの存在感じゃないかとか思ったりします。
無尽蔵に会員を増やせるわけでもなく、
どこで線を引くのかはいつでももめるところ。
他の言語の映画界も納得させるためにも
シャー・ルクを落としたほうがトータルでは
安定するのかなとか思ってしまいました。
そのシャー・ルクは次回作 Jab Harry Met Sejal の
プロモーションが始まっています。
共演はアヌシュカ・シャルマ、監督はイムティアーズ・アリ。
短いトレーラーがここまでに5本出ています。
300カロールとかは難しいとは思いますが、どこまで伸びますか。