この3連休、気になる興行収入が2つありました。
1つが日本における『パッドマン』。
日曜に続いてBollywood HungamaのTaranさんから、こんなツイート。
1月13日までに6874万6千円。
映画ピクシーンさんで見ると「ダンガル」よりは相当成功していると言えそうです。
そしてインドではUriが大ヒットに向けて着実に伸ばしています。
初日8.20と予想を上回る数字で始まり、
土曜日は12.43と50%増、さらに日曜日も伸ばして3日間で35.73。
ボリウッドとしては2019年最初の100カロール作品となりな勢い。
(タミルはラジニ様のPettaがあるし、Viswasam がありますけど)
内容についてはポポッポーさんのレビュー【Uri: The Surgical Strike】をご覧ください。
URI - Trailer
去年ブレークしたヴィッキー・コウシャルの勢いも感じますが、
Book My Showのユーザー・レビューを見ていると複雑な気持ち。
ポポッポーさんも書かれていますが、
ニュースで何度も繰り返された「Surgical Strike」という言葉、
融和ムードから冷え切るどころか一触即発になったインド、パキスタンの対立、
パキスタン人排斥の動きを受けた
ADHMの公開に向けたカラン・ジョーハルのビデオ・メッセージ、
Dear Zindagiの本編で初めて聞けたアリ・ザファールの歌声
(アリジット・シン版のほうが好きとか置いといて)。
記憶が生々しいなかで、あの事件を映画にするのかという驚きと
それに対するインド国内の反応にはちょっとツイていけません。
いずれにしても本編を観てから判断したいと思います。
そんな状況で日本では「バジュランギおじさんと小さな迷子」が
公開されることは皮肉な気もします。
バジュランギおじさんと小さな迷子 - 予告編
それでも、むしろそれだからこそ、この映画のラストシーンに希望を持ちたい。
そう思います。
それにしてもさぁ、この作品のことを書くとき
涙が出て仕方がないんだけど、なんとからならいものか。
とりあえず、これを読んでみてください。