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Channel: マメ父のボリ部屋
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【パッドマンを待ちながら】観てもいないのに応援する理由

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さて今日から「パッドマン」が日本でも公開されます。
私もTOHOシネマズ新宿、予約しましたよ。
それが土曜日のつもりで金曜日の4:25の回をとってしまい orz
土曜日も取り直しました。
(夫婦50割だから他の人にも回せないったらありゃしない)

一週間書いてきて今さらなんですが、
実は私、アクシャイ・クマールはそれほど好きではありません。
ベタなコメディーとあの太い声が重なると苦手。

Hit判定とはいえ大ヒットとはいえません。
そして本編もまだ観ていません。
それなのになんで、こんなこと書いているのかといえば、
去年の今頃の事件に遡ります。

インド映画に興味がなければ、こんな事件があったなんて知らないかもしれません。
先頭部分を引用しますと
インド映画界の大物監督が手掛けた新作映画が
「歴史を歪曲(わいきょく)している」としてヒンドゥー教の
保守強硬派から強い反発を招き、主演女優が激しい脅迫の標的となったため、
来月1日に予定されていた公開が延期されることになった。
女優に対しては、鼻を切り落とすなどと公言するものが出たほか、
首を切ったものには160万ドル(約1億8000万円)の賞金を出すと発言するものまで出た。

その作品が Padmaavat です。 
Padmaavat - Trailer

結局はフェイクニュースもいいところで
言われているようなシーンは全くありませんでした。
製作サイドも何度もそういったシーンは無いと説明し、
騒ぎはおさまらず、公開延期に追い込まれました。
日本の映倫にあたるCBFCが再審査するなど
紆余曲折をへて公開できるようになったのが今年の1月。
資金を回収するためには早く公開しないといけません。
Padmanの公開が予定されていた1月25日に公開することとなりました。

しかし、大作が同時に公開されると観客もスクリーンも奪い合いになり、
両方の作品の興行収入にはマイナス。
とはいえPadmanも直前に公開予定をずらせば広告のやり直し、
興行成績にもいいことはありません。

それにも関わらず
その結果、Padmaavatは歴代7位となる580カロール(約101億円)の
大ヒットを記録することができました。

そりゃあまぁ裏ではお金が渡ったのかもしれませんけどね。
公開日が重なったというだけで大喧嘩になることもあるのに、
後から来た作品に直前に公開日を譲るなんて初めて聞きました。
そんな人たちの作った映画なんだから、この映画は面白いに違いありません。
そう確信しています。
明日の夕方、それを確認してきます。

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